活動履歴

  • 2026年7月鈴鹿8時間耐久ロードレースにてブース出展
  • 2026年4月一般財団法人 奈良の鹿愛護会様 取材/見学
  • 2026年4月道の駅/奈良2りんかん 啓発チラシ配り
  • 2026年2月ミニカードの配布
  • 2025年12月大学教授様に直接取材
  • 2025年12月奈良公園にて現地調査
  • 2025年10月リクルートアワードグランプリ受賞
  • 2025年7月〜10月啓発ポスターの設置、アンケートの実施
ロードキル啓発活動

<活動詳細>

アンケート実施 啓発ポスター設置

{内容}
動物とバイクの接触事故防止を目的としたポスターを店内に設置し、「ペットを飼っている人」と「ライダー側」の2種類のアンケート調査を実施しました。日常の運転の中で動物の存在を意識してもらうことを目的とした。また、自分の運転を見直すきっかけを作ることを目指しました。

{成果}
合計70件のアンケート回答を集めることができました。ペットを飼っている側とドライバー側では、ロードキルに対する認識に違いがあることが分かりました。また、回答者からは「自分の運転を見直し、今後はより気をつけていきたい」という意見が多く見られ、交通安全への意識向上につながりました。。

啓発チラシ配り、声掛け

{内容}
道の駅唐古さん/奈良2りんかんさんで啓発チラシを配り、少しでもロードキルについて知ってもらいました。 道の駅で配ったチラシ内容は、「ロードキルについて」と事故に遭った車の写真です。2りんかんさんではバイク寄りのチラシを制作しました。

{成果}
「ロードキル」という言葉を知らない人がたくさん居たため、認知度が低いことが分かり、これを機に知ってもらうことができました

鈴鹿8耐での啓発活動

{内容}
年に一度、鈴鹿サーキットで開催される世界的なバイクイベント「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に出展し、多くのバイカーや来場者へ「ロードキル」について知ってもらうための啓発活動を行いました。 ブースでは、チラシの配布だけでなく、ロードキルについて学べる体験型ゲームを実施し、幅広い世代が興味を持てるよう工夫しました。また、一人ひとりと直接会話をしながら、ロードキルが動物だけでなく、人の命にも関わる交通問題であることを伝えました。

{成果}
「ロードキル」という言葉を初めて知る方が多く、認知度がまだ低いことを実感しました。一方で、ゲームや体験をきっかけに多くの方が足を止め、ロードキルについて関心を持っていただくことができました。 また、「初めて知った」「家族や仲間にも伝えたい」といった声をいただくなど、多くの方に問題意識を持っていただく機会となりました。さらに、企業関係者やライダーなど新たなつながりも生まれ、今後の活動につながる貴重な機会となりました。

[取材記録]

同志社大学/安達教授 様への取材記録

01 目に見えないロードキル被害をどう扱うべきだと思いますか?
ロードキルは、運転者が接触に気づかない場合も多く、すべてを報告する仕組みを作るのは現実的ではないため、公式データに表れにくい問題です。 現在は、障害物や周囲の状況を広範囲で把握する技術や、温度を感知する機能などの発展が進んでいます。今後は、人だけでなく動物の存在もリアルタイムで検知し、「この付近に動物がいる」と運転者へ注意喚起できる技術の普及が、ロードキル削減につながる可能性があります。
02 交通政策は人の安全を最優先しますが動物の命をどこまで考慮すべきですか?
交通政策では人の安全が最優先としてますが、動物への配慮もまったく行われていないわけではなく、柵の設置など可能な限りの対策は進められています。 しかし、事故を完全に0にすることは難しく、対策には大きなコストも必要になります。社会全体のバランスや、誰がその費用を負担するのかといった課題もあるため、人の安全・動物への配慮・コストの間で現実的なバランスを取る必要があります。
03 交通政策を研究する立場としてロードキルのような身近ですが扱いにくい問題にどう向き合うべきだと思いますか?
ロードキルのような問題は、実際には向き合う人が少なく、交通政策や研究の分野でも、人の安全や社会の利便性が中心になりやすいです。 また、動物の命や価値を「誰が、どのように判断するのか」という難しさもあり、動物とは直接コミュニケーションを取れないため、評価や対策が非常に扱いにくい問題だとされています。 その一方で、ロードキルは減らしていくべき問題であり、人と動物の双方にとってプラスになる形を目指していくことが大切です。
04 ロードキル対策を全国一律で考えるより、地域の特性に合わせる必要はあると 思いますか?
ロードキル対策は全国一律ではなく、地域ごとの特性に合わせて考える必要があります。 地域によって気候や植物、気温が異なるだけでなく、生息する動物の種類や行動の特徴も変わります。また、都市部と山間部、一般道と高速道路など、道路環境によっても発生の傾向は大きく異なります。 そのため、それぞれの地域や目的に合った対策を行うには、データを収集し活用することが重要です。 現在、人身事故として見えている被害は約12万件ある一方で、ロードキルのような「見えにくい被害」は把握が難しく、今後は技術の活用によって補っていく必要があります。
05 安達教授から見て、この活動での難しい部分はなんだと思いますか?
ロードキルの問題は、全員が同じ価値観を持っているわけではないことが難しい点です。 動物が嫌いな人や、「減っても仕方ない」と考える人もいる中で、全員に同じ意識を持ってもらうことは簡単ではありません。また、「車を減らせばいい」という単純な話ではなく、都会では車が必要なくても、地方では生活に欠かせない存在であり、特に地方ほどロードキルに直面しやすい現状があります。 そのため、ロードキル単体ではなく、人々の暮らしや交通の問題と結びつけて考える必要があります。実際に体験しなければ関心を持ちにくい問題でもあrるため、関心のない人にどうアプローチし、「考えるきっかけ」を作れるかが重要です。さらに、車社会への依存をどう抑えるか、公共交通とのバランスをどう取るかも今後の課題です。

一般財団法人奈良の鹿愛護会 様への取材記録

01 鹿に関する様々な問題がある中で今一番解決したい問題は何ですか?
人と鹿の幸せの両立を目指しているので、人間との共存に関する課題を解決したいです。
02 活動をする上で困っていること、困ったことは何ですか?
鹿を対応するのにマニュアルが存在しないため、臨機応変に対応していくのが難しいです。
03 鹿と関わるときの注意点は何ですか?
親鹿は小鹿を育てる際に匂いで自分の子供か判断するので、人間が触って人間の匂いがついてしまうと育児放棄に繋がってしまうため、基本的に触ってほしくないです。
04 鹿と車の接触事故について解決の優先度はどのぐらいですか?
人間との共存に関わる問題なので、一番上です。事故が多い時期では一日に2件発生しています。また、事故は夜のほうが多いです。
05 鹿の習性で車との接触事故に繋がるものはありますか?
恋の時期(繁殖期)のオス鹿は、メス鹿を追いかけることに夢中になり、周囲が見えなくなることで道路へ飛び出し、事故につながることがあります。 他にも、小鹿は親鹿の後を追う習性があるため、親鹿が道路を渡った直後に小鹿も飛び出してきて、事故につながることがあります。